このゆびとまれ

結構このゆびとまれってやっても止まらないんですよね。

俺が止まりたい時はいっつもバイトだし、人生ってうまくいかないものです。

今日は空が綺麗でいい気分のはずだったのに、なんか疲れてしまった。

何に疲れたのかなんてわからないけど全身から気だるさが湧き出てる。

そんな気だるい気持ちでも、綺麗な空を綺麗と感じることはできてるのが、少しだけ安心。

綺麗なものを、素直に綺麗と受け入れられてるうちは、まだ人として生きていけるような気がする。

ただ、綺麗すぎるものが目の前に長い間あると行き場のない不安や、焦燥感、劣等感等による自己嫌悪といった症状を引き起こすことがある。

綺麗なものは綺麗だと思ってるうちに綺麗な思い出にしてしまいたい。

昔っから友達を遊びに誘うのは俺からだったし、今でもバンドに誘うのは俺からなんだけど、たまには誘われたかったし今でも誘われたい。エゴイスティックに今まで生きてきたけど、そんなにエゴイストでもないんだと、20になってやっと気付いた。

きっとこれから生きてく上で、こんな感じに今まで生きてきた自分の人生観とか自分の思ってる自分みたいなのがどんどんひっくり返っていくんだと思うと、もう本当に生きているのがどんどん辛くなっていく。