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さよならロストジェネレーション

なんて頭の悪そうな曲名だ。さよならとロストが被ってるし世代をさよならして一体何と新しく出会えるのだろう。きっとひとつの世代を終え、また新しく出会うのはまた新しい世代だろう。やぁ、ハロージェネレーション。

中学高校とクラスでの催し物が大好きで、率先して打ち上げを企画してた。もちろん全員参加を目標として催し物を企画してた。だけど俺がどれだけ呼びかけ、声かけして、場を楽しませようとしてたが、結局一定数の不参加、楽しめない人間が出ていたと思ってた。前からずっとそこが引っかかって、でもまた企画して俺だけが楽しくて。

全員が楽しむのは不可能なんだと心の中でははっきりわかってる。そりゃそうだ。みんなでボウリングして何が楽しいんだ、家で読書してたほうが絶対に有意義だという人間もいれば、とりあえず参加したけど馴染めない、そんな人もいる。一定数出てしまう。出したくなくても出てしまう。

でも結局人間は人と人との繋がりなくして、生きてはいけないと思うし、結局はみんな繋がりを求め、それが楽しいことをわかってると信じてる。

読書家は本を通して、ストーリーを通して、作家との対話を楽しんでるだろう。読んだ本をネットで同じ趣味の仲間と語らう人もいるだろう。結局そういう繋がりがあるし、だったら、みんなでボウリングしてみんなと対話して楽しんでも絶対楽しめると思う。絶対そうだと、ずっとそう思って、大学に入った。

大学に入りロック研究会に入り、あぁここはみんな同じ趣味のやつらが集うみんなが楽しい場所なんだと思って、部長に任命された時とても頑張ろうと思った。

だけどやっぱり現実は厳しかった。全然楽しくなくなった。あんなに好きだった音楽がどんどん嫌いになっていった。ロック研究会が嫌いになっていった。だけど、もう半ばヤケになってる俺を心配してくれる友達が何人もいて、心配してくれる1人の先輩もいて、バンドをやってくれる仲間がいて、支えてくれる大切な人がいて。だから頑張って1年間とにかく頑張った。頑張って耐えた。頑張ってやり遂げた。自分でこんなに頑張ったって言うのもおかしな話だけど。

部長という肩書きが無くなったし、みんなでワイワイ盛り上げようとまた頑張ろうと、みんなに助けてもらった分、俺を気遣って楽しめなかった部分も多々あるだろう、そう思って率先してみんなで楽しいことをしようと思ったけど、やっぱり現実は辛く厳しい。

なぜ人と人との間に壁を作ってしまうのか。なぜ自らギスギスするような方向へ進むのか、結局またこうなるのかと俺は本当に悲しい気持ちと怒りとが混じり合って混沌とした気持ちで過ごしてる。

前はみんな仲良しだったじゃないか。みんな仲良しで俺らの学年は本当に仲がいいと思ってたのに、なんでまたこんな気持ちを味わってるのか。

結局中学で3年、高校で3年、大学で3年。ダメダメだ。

残されたチャンスはあと1年だ。最高学年だ。絶対お前ら全員死ぬほど1年間笑わせて、笑顔で俺のことを見送らせてやる。

ラストチャンスだ。みんな楽しんでいこうな。